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ゆるゆるこそだて記録

大変で楽しい子育ての色々を書いています。

産後初めての文庫本は西加奈子の「うつくしい人」

娘が6ヶ月になり、一人で遊んでくれたり夜のねんねリズムがついてきたので合間合間に読書を出来るようになりました。

そこで産後初めて、久しぶりに本を購入。嬉しかった〜!
Kindle勢いで買っちゃったけど、やっぱ紙の本が好きだなあと思いました。
これだけはもうすぐ還暦の母親にすらアナログだと言われてるけどその思いは譲れない。
 
購入したのは西加奈子の「うつくしい人」と原田マハの「シヴェルニーの食卓」。
どちらもジャケ買いです。とは言っても好きな作家さんなので選んだんだけど。 
 
うつくしい人 (幻冬舎文庫)

うつくしい人 (幻冬舎文庫)

 

 

ジヴェルニーの食卓

ジヴェルニーの食卓

 

 

 さて「うつくしい人」。あらすじは以下のとおり。

他人の目を気にして、びくびくと生きている百合は、単純なミスがきっかけで会社をやめてしまう。発作的に旅立った離島のホテルで出会ったのはノーデリカシーなバーテン坂崎とドイツ人マティアス。ある夜、三人はホテルの図書館で写真を探すことに。片っ端から本をめくるうち、百合は自分の縮んだ心がゆっくりとほどけていくのを感じていた-。

うつくしい人 (幻冬舎文庫) | 西 加奈子 

 

短いのでさらっと読めました。自意識が高すぎて苦しみながら生きている主人公にすごく共感できました。誰も見てないのに、どう見られているか気にしすぎてしまったり、人から向けられる感情に過敏になってしまったり。それはきっと的外れなことも多いのに。

 

でも、まったく理解できない人にはできないだろうし意見の分かれる話だろうなとは思いました。

私の夫も根っからのポジティブ・良い意味で鈍感な人なので、この話もきっと早々に読むのをやめてしまうだろうな。

 

私はけっこうネガティブ人間でぐるぐる暗ーい思考に陥ってしまうことがあって、そういう時陽気でカラッとした夫の存在が有難いのですが、

でも時々こうゆう感情が理解できる人ととことんネガティブに話がしたいなあと思うのです。そうゆう感情を表に出すと「暗い人」と思われるのが怖くてできないから。

 

だから私にとってはそんな状態を、気持ちを言葉で表してくれた小説で、読んでよかったなあと思いました。