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ゆるゆるこそだて記録

大変で楽しい子育ての色々を書いています。

最近読んだ本「たったひとつの冴えたやりかた」「屍者の帝国」

出産してから読書から遠ざかってしまっていたのですが、 

子どもが夜泣きをようやくしなくなってきたので、最近少しずつ読みはじめています。

最近読んだ本。

 面白かったー!SFをすごく久しぶりに読んだからかもしれない。

話を読んでからタイトルの意味を考えると切なくなります。

少女がすごく元気で可愛くて、少女漫画読んでる感覚になった。

さらっと読めます。

 

あとこれ。 

屍者の帝国 (河出文庫)

屍者の帝国 (河出文庫)

 

 「ハーモニー」「虐殺器官」すごく好きで、こちらも持っていたのにずっと読めていなかった・・。

そして私には難解でよく分からない箇所が多数。細かいところでつまづくともう先に進めないと思い分からないところは分からないまま読み進めてしまった・・

実在の人物が、現実とは違うけど少し沿った形でモデルになっているのが面白かったです。

気力がわいたら2回目読もうかな。

媚びないのが好き

六か月にはいり、ずりずり前進して遊ぶようになった娘。

サークルとかつけてないので、目が届く範囲で自由に遊ばせています。

赤ちゃんあるあるかと思いますが、なぜ赤ちゃんはわざわざ買った・または頂いたわりと高いおもちゃよりも、どうでも良いものの方が好きなんでしょうか?

例えば、テレビ・電気などあらゆるもののリモコン、コード、携帯、ペットボトル、ビニール袋、ソファの足などなどなど・・・

カラフルなプレイマットの上には所狭しとカラフルでかわいいおもちゃたちが散らばっているのに

そこには見向きもしないで寂しい部屋の隅っこの、しかも掃除が甘めなところにわざわざ向かっていくのはなぜなのか。

 

東村アキコの「ママはテンパリスト」大好きなんですが、そこでもこの疑問取り上げられていましたが、赤ちゃんにとってはいかにも「私で遊んで!」と訴えてくる媚び媚びのおもちゃよりも媚びを売らない硬派・生活感のある何かの方が好かれるのか・・

 

ママはテンパリスト 1

ママはテンパリスト 1

 

 

最近、赤ちゃん用に超リアルなリモコンとか携帯電話のおもちゃがあったらいいのになって思います。リモコン型のおもちゃってあるけど、ああゆう可愛いキャラクターが描かれたカラフルのじゃなくて、もう黒一色とかで、本物を追及した全然可愛くないやつ。

で、抗菌になっててどれだけなめまわされても、ガンガンぶつけられても大丈夫なつくりにしてもらえたら有難い!

需要あると思います。私だったら買う。

『シヴェルニーの食卓』やっぱり印象派が好き

産後の読書2冊目は「シヴェルニーの食卓」。

 

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)

 

 

モネの表紙が素敵だなと思って購入しました。

絵画に詳しいわけではありませんが、印象派が好きです。

中でもモネ、シャガール、ドガが好きです。

絵画が大好きな母親に「印象派、モネが好き」という話をすると、

決まって「あぁ。日本人は好きやなぁー」という答えが返ってきます。

おかん、それはTHE・余計な一言や!

日本人大多数に紛れたミーハーな感性しか持ち合わせていないのはわかっているよ。

印象派が登場してきた頃の、多くの人に「なんじゃこの落書きは!」って白い目で見られていた時代に自分も見ていたら、どうだったんだろう・・?

「好き」という感覚を持てていたんだろうか?そう思うと自分の感性に自信が持てなくなります。

 

シャガールの食卓」ではマティスセザンヌ、ドガ、モネそれぞれのストーリーが周囲にいた人の語りで綴られます。

原田マハさんの本は「楽園のカンヴァス」のみ読んだことがあったんですが、こちらも面白かった!

原田マハさん、キュレーターでもあり、MoMAにつとめていたこともある方で、作家への愛情がひしひしと伝わってきます。

各作家、作品への理解も深まり、美術館に行く前にも読んでおきたい小説です。

モネ展、行きたいなあ。

6ヶ月の赤ちゃんを美術館に連れて行く勇気はないけど。

産後初めての文庫本は西加奈子の「うつくしい人」

娘が6ヶ月になり、一人で遊んでくれたり夜のねんねリズムがついてきたので合間合間に読書を出来るようになりました。

そこで産後初めて、久しぶりに本を購入。嬉しかった〜!
Kindle勢いで買っちゃったけど、やっぱ紙の本が好きだなあと思いました。
これだけはもうすぐ還暦の母親にすらアナログだと言われてるけどその思いは譲れない。
 
購入したのは西加奈子の「うつくしい人」と原田マハの「シヴェルニーの食卓」。
どちらもジャケ買いです。とは言っても好きな作家さんなので選んだんだけど。 
 
うつくしい人 (幻冬舎文庫)

うつくしい人 (幻冬舎文庫)

 

 

ジヴェルニーの食卓

ジヴェルニーの食卓

 

 

 さて「うつくしい人」。あらすじは以下のとおり。

他人の目を気にして、びくびくと生きている百合は、単純なミスがきっかけで会社をやめてしまう。発作的に旅立った離島のホテルで出会ったのはノーデリカシーなバーテン坂崎とドイツ人マティアス。ある夜、三人はホテルの図書館で写真を探すことに。片っ端から本をめくるうち、百合は自分の縮んだ心がゆっくりとほどけていくのを感じていた-。

うつくしい人 (幻冬舎文庫) | 西 加奈子 

 

短いのでさらっと読めました。自意識が高すぎて苦しみながら生きている主人公にすごく共感できました。誰も見てないのに、どう見られているか気にしすぎてしまったり、人から向けられる感情に過敏になってしまったり。それはきっと的外れなことも多いのに。

 

でも、まったく理解できない人にはできないだろうし意見の分かれる話だろうなとは思いました。

私の夫も根っからのポジティブ・良い意味で鈍感な人なので、この話もきっと早々に読むのをやめてしまうだろうな。

 

私はけっこうネガティブ人間でぐるぐる暗ーい思考に陥ってしまうことがあって、そういう時陽気でカラッとした夫の存在が有難いのですが、

でも時々こうゆう感情が理解できる人ととことんネガティブに話がしたいなあと思うのです。そうゆう感情を表に出すと「暗い人」と思われるのが怖くてできないから。

 

だから私にとってはそんな状態を、気持ちを言葉で表してくれた小説で、読んでよかったなあと思いました。